2007年11月11日日曜日12:30~17:00、尾道市公会堂にて第4回尾道市教育フォーラムが厳粛かつ、盛大に行なわれました。わたくしも参加して参りました。
フォーラムのテーマは、育(はぐくみ)~育てよう!心と頭~ です。
第一部は、茂木健一郎先生と2名の小学生・4名の中学生と4名の保護者、そしてコーディネーターは、吉和小学校の宇江先生が行い携帯電話を切り口として、親と子供のコミュニケーションについてディスカッションが行なわれました。
①携帯電話の長所と短所について
②今から携帯電話が使用できなくなったらどうするかな?
③携帯電話で得たもの・無くしたものは何?
④子供達に質問で将来どんな父親・母親になりたいか?
親子の中で何事にも共感していき、しっかりとした信頼関係をつくる事が重要です。
信頼関係があれば、子供は、親が見守ってくれているという安心感でしっかりと自立できます。
茂木先生は、『親は子供の安全基地になってあげてください。また、子供も成長したら親の安全基地にもなってあげてください。』言われていました。
皆さんも家庭内で子供と色々な話を眼をみてしてみてはいかがでしょうか?
写真2枚目は、吉中太鼓(よしちゅうたいこ) 『瀬戸の鳴島』 吉和中学校3年生
21年の歴史があり、とても練習していて、皆さん、かっこよかった。感動!感動!
写真3枚目は、茂木健一郎先生の講演です。演題は、『あなたの脳の無限の可能性』でした。
内容は、脳内物質のドーパミンを多く出せるようになれれば、みんな天才になれる。
天才は、すごく努力もしていることもお忘れなく。努力なくしては、成功はない。
その話の前に人生の中には、予想できる事柄と突然の事柄とがあります。これらを総称して『偶有性』(ぐうゆうせい)という言葉あります。偶有性に耐えられる能力を脳につける事が重要です。それには、毎日計算ドリル・漢字ドリルなどの基礎学力をつけていく。また、総合学習を通じてコミニュケーション能力の向上・発想していく能力の向上をすることで可能になっていくでしょう。ドーパミンを出すためには、ある問題があるとしましょう。あまりに簡単な問題であれば、ドーパミンは出ません。また、難しすぎる問題では、気力が損なわれます。各自にとって少し頑張れが達成できる問題を解いたときに達成感として出るのが、ドーパミンだそうです。
最後に茂木先生から質問がありました。
①不確実性を楽しんでいるか?(偶有性を楽しんでいるか?)
②子供の時の遊びのように無我夢中になっているか?何歳になっても無我夢中で生きること。
この質問に答えていけるよう頑張ります。